柔らかい食べ物は、じつは、太りやすい!!

食べ物には、柔らかいもの、硬いもの、

いろいろな食感のものがあります。

 

実は、柔らかいもの、硬いもので、カロリーは一緒でも、

太りやすい、太りにくいがあるのです

 

二組のラットに、通常の餌をあげた場合と、

空気で膨らませて、かむ力が半分ですむ、柔らかい餌をあげた場合を

比較した実験結果があります。

 

カロリーは同じなので、同じように育つはずです。

結果は興味深いもので、

柔らかい餌をあげたラットの方が体重が重くなり、

脂肪が30%にもなりました。肥満ですね。

 

柔らかい餌によって、食後の新陳代謝率が抑えられ、

太ったと考えられます。

 

確かに、今日は食べ過ぎたなぁと思う日は、

妙に疲れてて、早く寝てしまったりします。

 

消化も、大事なエネルギー消費する、

いわば、運動のようなものなんですね。

 

そういう意味では、玄米などの、全粒穀物は、

消化に時間がかかるので、エネルギーを消費するし、

また、消化がゆるやかなので、

血糖値の上昇がゆるやかになり、

太りにくい食べ物と言えます。

気づかないうちに、ナトリウムをとり過ぎ→高血圧のもとです

いや~、今日も暑い!こんな日は、炭酸水!

はて、ラベルを看ると、食塩相当量0.05gと書いてある。

しょっぱくないけど、どうしてだろう?

 

みなさんも、食べ物を買うときに、

食塩の量を見る人がいると思いますけど、

食塩と、食塩相当量は、表している内容が、

実は異なります。

 

食塩は、塩化ナトリウム(NaCl)と書きますが、

NaCl量が、食塩量を、

食塩相当量は、ナトリウム(Na)量を約3倍にした量になります。

 

塩化ナトリウムの式量が58.5、ナトリウムが23ですので、

58.5÷23で、食塩相当量は、

ナトリウム量の、およそ3倍となります。

  

さて、今日飲んだ、炭酸水、成分を確認すると、

炭酸水素Na(ソーダ水の元)、

クエン酸Na(酸味)、

リン酸Naと書いてあります。

 

そう、このナトリウムを足しあわせたものを

食塩相当量として、計算しているのです。

加工食品には、リン酸Naとか、アスコルビン酸Naとか、

そんな添加物がたくさん入っているので、

気づかないうちに、過剰なNaをとっているかもしれません

 

ナトリウムの取りすぎは、高血圧の原因となります。

食塩(NaCl)ではなく、ナトリウム(Na)の取りすぎです。

ナトリウムは、細胞を活性にするためには必要な成分ですが、

過剰にナトリウムを摂取すると、

血液中のナトリウム濃度が上がります。

 

すると、ナトリウム濃度を下げるために、

血液中の水分量が増え、

つまり、血液量が増えるので、

心臓が頑張って血液を循環させるので、血圧が高まるのです。

 

加工食品の取り過ぎは、やはり、気をつける必要があります。

種無しブドウ・・・種がないのに、どこから成長するの?

あ~ぁ、今日も仕事が疲れた~。

 

そうだ、冷蔵庫にブドウがあるから食べよう!

甘酸っぱくて、おいしいな~。

あれ、このブドウ、種が入ってないや。

種なしブドウを買ったんだっけ。

 

・・・・でも、種がないのに、

このぶどうはどうやって、成長したのだろう。

 

みなさんは、疑問に思ったことはありませんか?

 

じつは、種ありぶどうも、種なしぶどうも、

同じぶどうの木で成長します。

ただ、種なしぶどうは、花が咲いたあとに、

花房をジベレリンという、植物ホルモンの水溶液を噴霧します。

すると、種がないぶどうが出来上がるのです。

 

ジベレリンは、ジベレラ・フジクロイというカビを使って、

発酵生産されています。

 

この、食物ホルモン、ジベレリンは、

梨を大きくしたら、みかんの皮を薄くするために使われたり、

農業に広く一般に使われています。

 

こんなところにも、発酵の技術が使われているのです。

食材のカットの仕方

 

さぁ、今日も料理をつくるぞ!

まずは、玉ねぎをカット・・・・

どんな風に切ろうか・・・・

 

野菜にしろ、肉にしろ、

食べやすい大きさにカットする必要があります。

 

そして、カットに仕方で、味わいも異なります。

例えば、マグロ。

サクで刺身を買うと、白い筋が必ず入っています。

筋に平行にカットすると、

筋が噛み切れずに口の中に残るので、後味がよくありません。

一方で、筋に対して垂直にカットすると、

筋がしっかりと切れているので、口の中に残らず、

おいしく食べることができます。

 

また、キャベツ。

キャベツの千切りは、葉脈を切って食べやすくなるよう、

シンに対して平行にきると、おいしく食べれます。

キャベツを1つ買って、机の上に置くと、

そこに芯があります。芯は、底からテッペンに向けて縦長の状態ですが、

この状態で、机に対して平行な方向性に切ると、良いのです。

野菜はシャキシャキとした食感がたまりません

野菜、食べていますか?

 

私は野菜、大好きなので、会社の食堂で、

定食+野菜の小鉢をとります。

ビタミンがたくさん取れる一方で、

お金もたくさん、取られます。

 

さて、野菜はなんといっても、

シャキシャキとした、歯ごたえがたまりません。

しおれた野菜は、やはり、おいしくありません。

 

ワゴンセールの肉、魚は買いますが、

野菜は買いません。

しおれてしまって、てきめんに味がおちているからです。

 

そんな、シャキシャキとした野菜を楽しむためには、

野菜が十分に水分を含むことが大切です。

 

切り花だって、水を入れた花瓶に入れて飾るでしょ。

それと、一緒です。

 

生野菜として食べる前、

茹でる前に根元を水に30分ほどつけておくと、

野菜がシャキッとして、おいしく食べれますよ

肥満

 

甘いものを食べたり、焼肉を食べると、

とても幸せな気持ちになります。

が、お腹のお肉が気になるなぁ。

 

ところで、我々の祖先、

狩りしていた頃の消費カロリーと、

現代人の消費カロリーが、実は同じくらいなのです。

あの、生きるために動き回っていた祖先と、

椅子に座っていることの多い現代人がです。

 

ということは、肥満は、おそらく、

運動不足が原因ではないだろいということです。

 

そして、摂取カロリーについてですが、

日本の男性の平均が2300kcal、 女性の平均が1800kcalでありますが、

じつは、祖先の平均摂取カロリーと変わらないのです。

もちろん、平均なので、差は大きいですよ。

 

 

なぜ、祖先は肥満にならなかったのか。

一つ考えられるのは、食べ方の変化です。

 

祖先は、季節によって、カロリー摂取量が変化するが、

現代は、ほぼ一定です。

 

ひょっとしたら、断食とか、効果があるのかもしれません。

 

魚の臭みをとる方法

 

みなさんは、魚を食べますか?

魚って、独特の臭みがあって、嫌いな方もいるかもしれません。

あの臭みは、鮮度が落ちて、脂肪から遊離した脂肪酸の臭いです。

 

脂肪は、3つの脂肪酸という枝が、

グリセリンの幹に繋がった形をしており、

鮮度が落ちると、脂肪酸という枝が、

グリセリンの幹から離れ、

この幹から離れた脂肪酸が独特の香りを放つのです。

 

そこで、魚の臭みをとるためには、

1. 塩をふる

2 .  お湯の中に身が白くなる、ほんの少しの時間入れる。

これだけです。

  

まず、塩を降ることで、浸透圧の関係から、

塩が身に入りつつも、臭みのもととなる水が、ぬけます。

 

次に、軽くゆでることで、

汚れやアクがとれて、もちろん、臭みもぬけます。

 

熱を入れすぎると、魚のゼラチン質が溶けてしまうし、

また、皮がむけてしまうので、

お湯に入れて表面が白っぽくなったら湯からあげます。

 

この一手間で、驚くほど、味がよくなります。

 

私の場合、電気ケトルのお湯を、直接かけています。

ホントは、暑すぎるので、少しお湯に水を足して、ぬるくした方が良いです。

 

私が良く煮付ける魚、カレイ。

カレイは、特に、ヒレに臭み、雑味があるので、

ヒレにお湯をかけて、次に、包丁を使って、

ヒレの臭みをこそぎとってあげると、

雑味がとれて、すごくクリアな味わいになります。