気づかないうちに、ナトリウムをとり過ぎ→高血圧のもとです

いや~、今日も暑い!こんな日は、炭酸水!

はて、ラベルを看ると、食塩相当量0.05gと書いてある。

しょっぱくないけど、どうしてだろう?

 

みなさんも、食べ物を買うときに、

食塩の量を見る人がいると思いますけど、

食塩と、食塩相当量は、表している内容が、

実は異なります。

 

食塩は、塩化ナトリウム(NaCl)と書きますが、

NaCl量が、食塩量を、

食塩相当量は、ナトリウム(Na)量を約3倍にした量になります。

 

塩化ナトリウムの式量が58.5、ナトリウムが23ですので、

58.5÷23で、食塩相当量は、

ナトリウム量の、およそ3倍となります。

  

さて、今日飲んだ、炭酸水、成分を確認すると、

炭酸水素Na(ソーダ水の元)、

クエン酸Na(酸味)、

リン酸Naと書いてあります。

 

そう、このナトリウムを足しあわせたものを

食塩相当量として、計算しているのです。

加工食品には、リン酸Naとか、アスコルビン酸Naとか、

そんな添加物がたくさん入っているので、

気づかないうちに、過剰なNaをとっているかもしれません

 

ナトリウムの取りすぎは、高血圧の原因となります。

食塩(NaCl)ではなく、ナトリウム(Na)の取りすぎです。

ナトリウムは、細胞を活性にするためには必要な成分ですが、

過剰にナトリウムを摂取すると、

血液中のナトリウム濃度が上がります。

 

すると、ナトリウム濃度を下げるために、

血液中の水分量が増え、

つまり、血液量が増えるので、

心臓が頑張って血液を循環させるので、血圧が高まるのです。

 

加工食品の取り過ぎは、やはり、気をつける必要があります。