ジビエ料理

我が家では、毎年、ふるさと納税で、

ぼたん鍋セットを頂いています。

 

ぼたん、すなわち、猪の肉は、牛肉に近いけども、

より濃厚な肉の旨味があり、

脂肪も脂っこくなくて、旨味があって、非常においしいです。

 

けれども、この、猪肉、野生なものだけあって、

E型肝炎には、気をつける必要があります。

十分に加熱をし、箸も、肉用の物を別に準備してます。

 

江戸時代にはもジビエ料理は食されていたようで、

生類憐れみの令がでたときも、

魚介類、鳥類、ウサギは鳥の一種とみなされ、は除外されました。

 

ウサギを一羽、二羽と数える習慣は、

このときからはじまったと言われています。

その理由には、長い耳を羽に見立てたなど、いろいろな説があります。

お店のブランド、料理のネーミング、これ、とっても大事です

 

ハンバーガー食べたいな~。

 

個人の店もいいけど、

やっぱり、マクドナルドかなぁ。

でも、今日は、健康に良さそうな、モスバーガーにしよう!

 

みなさんは、どうやって、成長お店を決めますか?

 

こんな、実験があります。

マクドナルドのロゴがついたハンバーガーと、

ロゴはないけど、まったく同じハンバーガー。

 

どちらがおいしいか、子供にアンケートをとったところ、

マクドナルドのロゴがついているもののほうが、

おいしいと応える子供が多かった。

 

また、料理名も大事です。

ただのペペロンチーノと書くよりも、

『材料にこだわったシェフ自慢のペペロンチーノ』などのように、

こだわった名前にしたほうが、味の評価が高かったりします。

 

確かに、うちの子供も、

同じ料理でも、器にこだわったり、盛り付けを工夫すると、

おいしいそうといって、食べてくれます。

 

人間の心理って、複雑ですね

お皿の大きさと、食べた量の関係

 

大きなお皿に料理を乗せると、

なんだか少ないように見えるし、

小さなお皿に料理をのせると、

今度は、多いように見える気がする。

 

みなさんは、こんな経験、ありませんか?

 

これは、心理学的に正しくて、

たとえば、エビングハウスーティチェナー錯視として、知られています。

 

そして、こんな、実験もされています。

大きなお皿と小さなお皿を用意し、

自分でアイスクリームを盛り付ける。

 

結果、大きな皿を持った人の方が、多くのアイスクリームを取りました。

また、ほとんど全員がアイスクリームを平らげました。

 

取ったあとで、どのくらいのアイスクリームを食べたと思うか、

アンケートもとってますが、差はありませんでした。

 

見た目というのは、非常に重要で、食べる量にも関わってきます。

 

こんな実験もされています。

大きさは同じで、細長い、縦に長いグラスと、

太くて低い、縦に短いグラスを用意します。

ここに、50mlの液体を入れてもらいました。

結果、太いグラスのほうが、多くの液体が注がれました。

 

高さが低く、平べったい容器を過少評価してしまったのです。

 

ダイエットする時は、小さな皿に料理をもった方が、

食べる量が少なくなり、ダイエット効果があがるかもしれません。

 

天ぷら、トンカツ、ナスの素揚げなんてのもおいしい。

 

これらの料理にかかせないもの、

それは、油。

この油、じつは、工業的に作られた製品であるのです。

 

昔ながらの製法は、機械的に搾るだけですか、

これでは効率がよくありません。

そこで、普通に売られている油は、

有機溶剤を、使って抽出されています。

 

油は水には溶けないけど、同じ油なら、よく溶けるでしょ。

そこで、ヘキサンという油を使って、抽出します。

ただ、このヘキサン、人体には有害で、

神経毒に分類されています。

 

抽出したあと、抽出した油と、ヘキサンの、

二つの油が混ざっているわけですが、

揮発する温度が異なることを利用して、分離します。

 

真空中で加熱すると、ヘキサンの方が早く揮発し、

したがって、抽出した油が残ります。

 

ただ、この油には、

もちろん、若干のヘキサンが残留してしまいます。

 

このあと、農薬等の不純物を取り除くため、

また、色をよくするために、

アルカリや酸と反応させて、その後、濾過することで、

油が完成します。

 

実に、工業的に作られています。

 

また、業務用の油には、

一般用の油と異なり、シリコーンの一種である、

ジメチルポリシロキサンを入れてもよいことになってます。

 

シリコーンって、胸を大きくするために使われる物質ですよ。

このシリコーンの添加は、

揚げ物をする際に、泡立ちを防ぐ目的で添加されています。

泡立つと、フライヤーの容量いっぱいまで、

油を入れることができないからです。

 

油一つとっても、市販されている製品は、

オーガニックとはかけ離れたものなのです。

 

もちろん、そのおかげで、安く買うことができるので、

メリットがデメリットよりも大きいのだと思います。

ファイトケミカル

 

ファイトケミカルって、聞いたこと、ありますか?

 

ファイトケミカルって、食物中の生理活性成分で、

その成分が、体内のいろんなところに影響を及ぼし、

その働きが、より多岐にわたる点で、ビタミンをしのぐ、物質です。

 

血圧を安定させたり、癌の発症を予防する鍵となりうるが、

一方で、正常な発育や機能に不可欠ではない、栄養成分。

 

ビタミンのように、必須な栄養ではないが、

不可欠とされる日がくるかもしれない成分。

 

なんとも曖昧ですが、良く分かっていないということです。

 

たとえば、茶葉に含まれるカテキンという物質に、

二型糖尿病の発症に関わる成分を抑える可能性があるよっといったものです。

 

まぁ、よくわかりません。今後の研究が待たれます。

煮ても、焼いても、食べないなら、揚げるのだ!!

今日の夕食は、鱈(タラ)のフライです。

 

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子供には魚を食べてもらいたいけれども、

最近、口にしてくれません。

 

魚を焼いても、煮つけも嫌だというので、

それならば、フライ!!

 

タラのフライは、片栗粉をまぶして、

小麦粉を炭酸で溶かしたペーストにまぶして、

油で揚げる。

 

大人はタルタルソースで。

子供は、ケチャップでいただきました。

 

子供がモリモリと食べてくれて、良かったです。

サプリメントのビタミンと、野菜から摂取するビタミンは、なんと、効果が異なります

毎日、外食ばかりで野菜も、ろくに食べれない。

ビタミンは、サプリメントで補充しよう。

ところで、ビタミンって、どうやって、造っているの? 

 

日常的に、ビタミンをとっている人も多いかとおもいますが、

実は、ビタミンは、工業的に作られています。

 

たとえば、ビタミンC。

ビタミンCは、コーンから、作られます。

コーンを、酵素と水素化プロセスで分子を組み替えて、

ソルビトールという、糖アルコールを作ります。

そして、発酵、化学処理をへて、ビタミンCとなります。

 

果物に含まれるビタミンCとは、まったく別物です。

ただ、分子の構造が同じだけです。

 

他のビタミンも似たようなもので、

ビタミンDは、羊毛脂を原料に、

ビタミンB1は、コールタールを原料にして、化学的に作られています。

 

それでは、このように、化学的に作られたビタミンが、

天然のビタミンと同じような、健康に良い働きをするか。

 

じつは、合成ビタミンには、

健康効果が認められないという結果も、でています。

なぜ、健康効果が認められないのかは、良くわかっていません。