グルテン

最近、グルテンフリーという言葉を聞いたことはありませんか?

 

テニスのジョコビッチグルテンフリーで体調が良くなったと、

ジョコビッチの生まれ変わる食事」で語ってます。 

ジョコビッチの生まれ変わる食事 新装版

ジョコビッチの生まれ変わる食事 新装版

 

 

グルテンは、粘着性のある、タンパク質の混合物質です。

グルテンで思い浮かぶのは、そう、パン。

もちもちしたパンはとっても、おいしい。

 

どんなタンパク質でもアレルギーを

引き起こすことがあるのだが、

このグルテンにもアレルギー反応を起こすことがある。

 

アレルギーは、免疫が過剰に働くために起こる。

食べ物が十分に消化されないと、消化管にのりがのこる。

免疫系が働き、消化管に損傷を与えることになる。

 

グルテン過敏症は、グルテンを構成するグリアジンに対する抗体によって起こる。

これによって、炎症性サイトカインが活性化する。

 

じつは、グルテン過敏症は消化管を損傷するだけではなく、

脳にもダメージを与える。

パーキンソン病や、ADHDだって、

グルテン過敏症が引き起こしている可能性がある。 

 

そもそも、人類が穀物をとるようになって、たかだか1000年。

人類の歴史を考えたら、最近の出来事だ。

 

そして、昔の小麦粉と、現在の小麦粉は、まったく別物だ。

現在の小麦粉は、グルテンの量が増えているのだ。

 

テクノロジーによる食品の進化に、

じつは、人間の体のの進化が追いついていないのだ。