こねる

パンやケーキ、ハンバーグなどを作るときには、

必ずこねる工程があります。

 

こねかた一つで、料理の味も変わってきます。

挽き肉をこねる時は、塩を加えることがが重要です。

 

肉のタンパク質が塩を加えることで

水によく溶けるようになり、タンパク質が肉からでると、

肉がゆるくなります。

 

さらにこねると、ゆるんだところに水が入り込み、

肉の粘りが強くなります。

 

ひき肉を丸めて焼くと、タンパク質が固まり、

肉汁を閉じ込めることができます。

 

パンも、こねる工程があります。

小麦粉に塩と水を加えてこねると、弾力がでてきます。

 

この、ねばねばの正体は、グルテンです。

麩の原料でもあります。

 

パンの原料には強力粉を使いますが、

強力粉は、タンパク質の量が多く、グルテンができ易いからです。

 

ちなみに、天ぷらの衣を作るときには、薄力粉を使います。

ねばねば、させたくないからですね。

もちろん、混ぜすぎも駄目です。粘りがでますから。

 

自宅でも、朝ご飯用に、よく食パンを焼きます。

パンって、混ぜたり発酵が大変!

うちでは、パンメーカを使ってます。

材料を投入して、予約しておけば、

朝、パンの香ばしい香を漂わせながら、おいしくパンが出来上がります。

 

それから、ピザ生地を作るのにも、よく使います。

材料を投入して、1時間後には完成!

あとは、麺棒を使って薄く丸く広げ、

子供用なら、コーンとマヨネーズを使ったコーンマヨネーズピザ。

大人用には、トマトピューレと、シーフードをのせ、

たっぷりのチーズをふりかけたシーフードピザを作ります。

 

お手軽で美味しいですよ。