旬の食材×調理法
毎月、楽しみにしている雑誌があります。
その雑誌は、『dancyu』
皆さん、知っていますか?
『dancyu』は、おいしい食べ歩き、料理づくり、素材探しなど、
食を楽しみたい人のための月刊誌です。
『dancyu』は、私が定期購読している唯一の雑誌です。
さて、この『dancyu』2月号で、
『新しい、和のごはん』というテーマの記事がありました。
このテーマの記事の中で、『高太郎』というお店の主人の、
料理の方程式が書かれていました。
その方程式は、
旬の食材 × 調理法 × ずらし
調理法には、和え物、煮物、焼き物、揚げ物などがあります。
一方で、『ずらし』とは、例えば、蓮根のかき揚げに生ハムを足すことで、
新しいものが料理が生まれることである。
ずらしはさておいて、日ごろの料理において、
旬の食材 × 調理法
で考えると、料理の発想が広がります。
例えば、今が脂がのっておいしい、『ブリ』
『ブリ』に掛け合わせる調理法としては、
「そのまま(刺身)」、「煮物(ブリ大根)」、
「焼き物(ブリの照り焼き)」、「揚げ物」。
揚げ物は試したことがないが、例えば、カツオの竜田揚げのような、
ニンニク、ショウガのすりおろしを入れた醤油にブリを浸し、
片栗粉をまぶして揚げれば、ブリだって、おいしい気がします。
ここで、『ずらし』も考えてみます。
何が良いだろうか・・・
例えば、ブリにじゃがいもを合わせたら、おいしいかもしれない。
脂がのったブリと、ほくほくとした、じゃがいもを合わせると、
意外とマッチするかも。
ちょっと炙ったブリに、マッシュポテトを合わせたら、
おいしいかもしれない。
繰り返しになりますが、
旬の食材 × 調理法
一つの料理として覚えるのではなく、食材と調理法を分けて考えることで、
料理のレパートリーが、すごく広がる気がします。