しばらく放置した布巾の、あの、不快なにおいは、実は、細菌の「うんち」のにおいです

さて、夜も遅いし、ねるか~。

あれ、机の上に布巾が置いてある。

そういえば、朝に机を拭いたまま、片づけるのを忘れていたっけ。

なんだか、変なにおいがするし、洗濯機に直行!!

 

机の上を拭いた後の布巾って、

しばらく放置すると、変なにおいがするけど、なんでなんだろう。

 

もちろん、このにおいの元は、増えた細菌によるものです。

細菌が分裂するスピードはものすごく早く、

最適な環境では、20分毎に1回分裂することが可能です。

 

例えば、洗った布巾に200個の細菌が残っていたとします。

20分毎に分裂した場合、一晩で、なんと、1000億個を超えます。

 

細菌が増えても、細菌自体にはにおいがありません。

あの、不快なにおいは、細菌の「うんち」のにおい、なのです。

 

細菌も生物なので、生きていれば、排泄、つまり、「うんち」をします。

数十個の細菌の「うんち」ではにおいに気づかなくても、

その数が、数億個になれば、におうようになるのです。

 

布巾がにおうのと同じように、細菌によってにおいが発生する現象として、

・雨の日の満員電車

・蒸れた靴、靴下

なんてのも、布巾と同じように、細菌が増えて、

その最近の「うんち」が膨大な量になるので、

においが発生します。