冷凍食品
最近の冷凍食品はとっても、おいしいです。
うちの餃子は、冷凍餃子です、王将の!!
餃子って、作るのが大変!
野菜を細かくきって、挽き肉と混ぜて餡を作ったら、皮に詰める。
家族4人分ともなると、とんでもない量で、
いつになったら終わるのやら…‥。
自分で作るなら、断然、シュウマイです。
皮をしっかり閉じる必要がないので、楽チンです。
さて、この冷凍食品、最近おいしくなった理由、知ってますか?
これは、急速冷凍技術が使えるようになったからなのです。
食品中の水分は、-5℃でほぼ凍結するのですが、
この温度帯をゆっくりと通ると、氷の結晶が大きくなり、
食品の組織を傷つけてしまいます。
そうすると、解凍した際に、
大量のドリップがでてしまい、うまみが抜けてしまいます。
家庭の冷蔵庫では、この急速冷凍ができないので、
-5℃の温度帯をゆっくりと通ることになり、
大きな氷の固まりが組織を傷つけ、
解凍の時にうまみが抜けてしまうのです。
それと、自宅で冷凍したものを解凍しようとした際、
霜がついていることがあるでしょ。これ、冷凍焼けです。
あれは、食品から抜けた水が凍ったものなのです。
そんなものを食べたって、うまみが抜けて、パサパサして、
おいしくあまりません。
家庭では、扉の開閉を行うことが多いので、
そのたびに温度が上がって、冷凍焼けが起きるのです。
だから、冷凍品は買ってきたら、早めに食べた方がおいしいのです。